マレーシア生活 ~6年目突入~

マレーシア生活


2019年2月にマレーシアへ移住してから丸5年を迎えた。

当時7歳だった息子は今年13歳になる。
月日が経つのは本当に早いものでインターナショナルスクール入学時はアルファベットを順に書くことはおろか言う事もままならなかった息子が、今では日本語より英語のほうが簡単というまでに成長してくれた。

ずっと夢見ていた海外での暮らし。

ただし、私の憧れていた海外生活はここマレーシアではなくカナダだったのだ。

正直マレーシアの暮らしに慣れるまでは、自分が勝手に思い描いていた理想と現実の差に困惑もしていた。
現地の方が話す英語のアクセントの強さに戸惑い、スパイシーな料理の多さに飽き飽きし、良くも悪くもマイペースなお国柄。

役所に行ってもただでさえ、ん?と思ってしまう対応が多いのに、担当者のランチタイムが近付くと早く帰れとばかりにどんどん対応が雑になってくる…。

モヤモヤとしていた気持ちも割り切れれるようなった今となれば、役所は「ランチ前に行くのではなく、朝一に問い合わせに行こう」とか、
あまり気持ちの良い対応をされなくても、
マレーシアだからね
と思うようすれば解決できるようになった(笑)

多くの面で日本とのギャップに驚いたのも初めの1年目だけで、それ以降はそのような対応にもこちらが気持ちを切り替えれれば慣れてしまうし、むしろ仕事と休憩時間の区別がしっかりあることは良いことだなと思うようにもなった。

ちなみにマレーシアはマレーシアという1つの国にマレー系、華人系、インド系の3大民族が共に生活している。

食事や文化、言語も宗教も異なる民族が1つの国で共に生活していると、1年を通してそれぞれの宗教や文化のお祝いごとに触れることが多い。

それぞれの宗教のお祝いごとに祝日を設けられていることも特徴的だ。

モールやコンドミニアム、ホテルの装飾もそれぞれのお祝いの度に装飾が変わる。
国全体でそれぞれ異なる民族、宗教のお祝いをしているのは本当に素敵なことだと思う。

もちろんマレーシアに住んで6年目に突入した今も戸惑う場面はあるし、不便だなと思うこともある。

日本に一時帰国すると日本語で何でも通じる安心さ、美味しいご飯や基本的にどこでも清潔さが保たれていることの素晴らしさ。

そしてとても親切で細やかな気配り、お客様ファーストの丁寧な接客には感動すら覚える。

それでもやはり日々の生活の心の余裕、仕事とプライベートの充実度、そして年間を通して常夏な気温で過ごせるマレーシアの居心地の良さは最高なのだ。

結局、5年経って思うのは
日本大好き
そして
マレーシアも大好き
ってことである。


2024, 3,2

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